「京大入試に学ぶ 和文英訳の技術」詳細
京大の英作文問題は一見長いので難解だと思われがちですが、実際に取り組んでみると、基本的な定型表現の積み重ねで解けるものが多いのです。そういう意味では極めて基本的な出題と言えるでしょう。3〜4文ある日本語を1文1文に分離して3〜4問出題されていると思えばよく、そうすると、やはり普通の英作文の学習をしていれば必ず出てくるようなテーマだと気づくはずです。
総じて、京大の英作文は基礎から応用まで、英作文学習にとってはまさに格好の練習問題と言えます。本書では、この良問だらけの京大英作文の過去問を使って、英作文力の向上を目指す方を対象に基礎事項の確認から応用までを一気に引き受けた、英作文攻略の集大成本です。これを習得することで一段上の作文力が養成されることを期待できます。
はしがき(pdfファイル)
目次紹介(下線部をクリックするとイントロが読めます:pdfファイル)
第1章 文法確認編
第2章 頻出表現編
第3章 英作文助っ人表現編
第4章 差をつける表現編
第5章 基本語彙活用編
第6章 あぶり出し編
第7章 論理的思考編
項目一覧(pdfファイル)
Information
小倉 弘著/英文校閲:Christopher Barnard(帝京大教授)
A5判 320頁 定価本体1800円
■小倉 弘(おぐら・ひろし)■
静岡県静岡市清水区生まれ。
慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。
代々木ゼミナール英語講師。
主に英作文の授業を担当。15年以上にわたりネイティヴスピーカーとのペア授業を担当。
幼い頃からテレビ番組『セサミストリート』を見て英語に興味を持ち、小学校2年生から英語塾に通い始める。
予備校浪人中にさらに英語にはまり、大学時代はサークルにも入らず英語研究を続けた。
趣味は史跡巡り、お笑い研究、歴史関係の読書、クイズ番組の本格的視聴、健康ランド通い。特技は35秒以内で歴代天皇125代を全て言えること。
著書に『受験英語禁止令』(研究社)と『まるおぼえ英単語2600』(中経出版)などがある。